名古屋の秋を代表するイベント「名古屋城秋祭り2025」が、今年も開催されます。
歴史ある名古屋城が紅葉に彩られ、城内外ではこの時期ならではの特別展示や伝統芸能公演が実施され、多くの来場者を魅了します。特に2025年は例年以上に文化的企画が充実しており、名古屋城の魅力を深く体感できる内容となっています。
本記事では、2025年の最新開催日程、見どころ、交通アクセス、駐車場情報をわかりやすくまとめました。
初めて訪れる方はもちろん、毎年参加している方にも役立つ実用的な情報を網羅しています。
秋の名古屋を象徴するこの歴史イベントを、最大限に楽しむための準備をここから始めてください。
本日10月5日(土)より名古屋城秋祭りが開催されます✨
— 名古屋城本丸御殿ミュージアムショップ (@njhonmaru_ms) October 5, 2024
今年も菊花大会やソーシャルキャッスルマーケット、猿まわし公演などなど、楽しいイベントが盛りだくさん!🐒
ミュージアムショップでも、新商品多数販売しております!この機会にお立ち寄りくださいませ🖐️#名古屋城#名古屋城本丸御殿 pic.twitter.com/TLeHfUGp74
名古屋城秋祭り2025|開催概要
「名古屋城秋祭り2025」は、2025年10月4日(土)から11月24日(月・振替休日)までの約1か月半にわたり開催されます。会場はもちろん、名古屋市中区にある名古屋城(本丸1-1)です。
期間中は、紅葉が色づく名城の中で、伝統芸能や文化イベントが週末を中心に展開され、歴史と秋の風情を同時に味わえる絶好の機会となっています。
- 開園時間:9:00〜16:30(閉門17:00)
※各イベントの開催時間は異なりますので、事前の確認をおすすめします。 - 入場料:一般 500円/中学生以下 無料
※10月18日(土)・19日(日)の「名古屋まつり」期間中は入場無料という特典もあります。

主なイベントと見どころ
イベントの詳細については、
👉 名古屋城公式ウェブサイト
をご参照ください。
① ソーシャルキャッスルマーケット|歴史×マーケットの異色コラボ
約250の店舗が名古屋城に集結する、秋の名物イベント。
雑貨、アクセサリー、古着などの個性豊かなショップが軒を連ね、城の石垣と天守閣を背景にした非日常のショッピング体験が味わえます。
さらに、音楽ステージの生演奏が会場を彩り、散策とともに心地よい時間が流れます。
普段のマーケットでは味わえない、“城下町のにぎわい”を現代風に再現した特別空間。
歴史ある風景の中で、五感をフルに使って楽しめる2日間です。
- 開催日:2025年10月4日(土)・5日(日)
- 時間:10:00〜16:30
- 会場:名古屋城 西の丸・二之丸・御深井丸エリア
②第78回 名古屋城 菊花大会|伝統と技が咲き誇る秋の名物
名古屋城の秋を象徴する伝統行事「菊花大会」が、今年で第78回を迎えます。
丹精込めて育てられた大輪の菊や繊細な盆栽菊が西の丸に並び、会場一帯が華やかな香りと色彩に包まれます。
その美しさはまさに芸術。毎年訪れるファンも多く、“名古屋城の秋はこの大会なくして語れない”と言われるほどの人気を誇ります。
写真映えするだけでなく、園芸技術の高さや日本文化の奥深さに触れられる絶好の機会です。
歴史ある城郭と競演する菊の姿を、ぜひその目で確かめてください。
- 開催日:2025年10月26日(日)〜11月21日(金)
- 会場:名古屋城 西の丸会場
③名古屋おもてなし武将隊 16周年祭|全員出陣、戦国魂が燃え上がる一日
名古屋城の顔とも言える「名古屋おもてなし武将隊」が、2025年で結成16周年を迎えます。
それを記念し、10人全員が登場するスペシャル演舞公演が二之丸広場で開催決定。普段は見られないフルメンバーでのパフォーマンスは、まさに戦国絵巻さながらの迫力です。
当日は、16周年限定グッズの販売や、歴代演目の特別演出も予定されており、ファンならずとも惹き込まれる内容になっています。
戦国武将の魂と誇りが、令和の名古屋で甦る——
この日だけは、名古屋城が戦国時代にタイムスリップする。
- 開催日:2025年11月15日(土)
- 演舞開始:14:30〜
- 会場:名古屋城 二之丸広場
④重要文化財「西南隅櫓」特別公開|非公開エリアが開かれる、秋だけの特別体験
通常は立ち入ることのできない名古屋城の重要文化財「西南隅櫓(せいなんすみやぐら)」が、秋祭り期間中に特別公開されます。
この櫓は江戸時代初期の姿を現在に伝える、現存数少ない貴重な三重櫓。堅牢な石垣の上にそびえるその内部へ入れる機会は、年に一度、この時期だけです。
櫓内部では、城郭建築の構造や技巧を間近で観察できるほか、上階から望む城内の眺望も圧巻。
歴史を感じ、空間を味わい、時代を超える体験をその身で確かめてください。
- 公開期間:2025年10月26日(日)〜11月3日(月・祝)
- 公開時間:9:00〜16:15(最終入館 16:00)
⑤伝統芸能公演|身体で感じる“生きた文化”の迫力
名古屋城秋祭りの魅力の一つが、日替わりで開催される多彩な伝統芸能の実演公演です。
受け継がれてきた日本の文化や武芸を、目の前で体感できる貴重な機会。どれも「見せる」だけでなく、「魅せる」本物の演目です。
- 猿まわし公演(出演:日光さる軍団)
芸と演出に磨きがかかった、ユーモアと技術が融合する古典芸能。観客との掛け合いもあり、子どもから大人まで楽しめます。 - 火縄銃実演(尾張田付流古式砲術保存会)
戦国時代の空気を切り裂く、轟音と共に放たれる一発。音と煙、そして緊張感が空間を支配します。
実演後には、火縄銃の構造や歴史的背景の説明も予定。 - 棒の手演武(愛知県伝統武術)
地元に根づく武芸「棒の手」は、武士道の精神と集団演武の美しさをあわせ持つ伝統武術。
力強くも緻密な動きに、思わず息をのむはずです。
いずれも秋祭り期間中に日替わりで開催されるため、訪れる日によって違った演目に出会えます。
その場にいるからこそ味わえる“生きた伝統”を、名古屋城で体感してください。
⑥尾張藩連携フェア|かつての藩を、今のまちから見つめ直す
江戸時代、尾張徳川家のもとに連なっていた各地の城下町。
その歴史と文化を今に受け継ぐ尾張藩ゆかりの自治体が一堂に会する特別フェアが、名古屋城で開催されます。
会場では、各地域自慢の特産品・伝統工芸・観光文化の展示が行われ、地元ならではの魅力を直接体感できます。
さらに、ご当地パフォーマンスや物産ブースも充実。観て、触れて、味わって、「尾張」という歴史のスケールを今の地域の姿から再発見できる貴重な機会です。
「藩」という枠組みが、現代のまちをどう形作ってきたか。
そのルーツに出会いに行く2日間。
- 開催日:2025年11月22日(土)・23日(日)
- 会場:名古屋城 二之丸広場
⑦茶席特別公開・市民茶会|名古屋城で味わう“もてなし”の心
名古屋城内に戦後再建された茶席が、秋祭り期間中に無料公開されます。
本来は特別な行事の際しか開かれないこの空間で、日本の伝統文化「茶の湯」の世界観に触れることができます。
また、11月中旬には市民による本格的な茶会も開催され、訪れた人々を一服のおもてなしで迎えてくれます。
静かな佇まい、炉から立ちのぼる湯気、そして紅葉とともに味わう抹茶——
喧騒から離れ、心と五感を整えるひとときを体験できる、まさに名古屋城ならではの“静の名物”です。
「見る秋」から「味わう秋」へ。
茶の湯を通して、名古屋城のもう一つの顔に出会ってください。
名古屋城秋祭りのアクセス方法
公共交通機関を利用する場合
【地下鉄】
①名城線「名古屋城」下車7番出口より徒歩5分
②鶴舞線「浅間町」下車1番出口より徒歩12分
【名鉄】
・瀬戸線「東大手」下車徒歩15分
【市バス】
2025年10月18日(土)10月19日(日)に開催される「名古屋まつり」の行列通過中は、交通規制もありバスで会場に行くことができません。
①栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」下車すぐ
②基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分
③観光ルートバス「メーグル」
・「名古屋城」下車すぐ、
・「名古屋城東・市役所」下車徒歩6分
【メーグルバスの運行・沿線情報】
運行日:火曜~日曜
運休日:月曜(休日の場合は直後の平日)および年末年始(12月29日~1月3日)
運行時間:土・日・休日/20~30分に1本運行
平日 /30分~1時間に1本運行
料金:1乗車 大人210円 小児 100円
メーグル1DAY 大人500円 小児250円
一日乗り放題の1DAYチケットで、オトクに名古屋市内のいろんな観光スポットを巡ることができます。
メーグルバス車内で発売。乗車時に購入できますよ。

車を利用する場合
周辺の道路が混雑することが予想されます。 時間に余裕を持ってアクセスし、無理のない運転を心がけましょう。
①名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
②名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分
【渋滞情報について】
・名古屋市のリアルタイム渋滞情報は、ライブ交通情報から確認できます。
🚩 あわせて読みたい
春の名古屋城も見逃せません。桜が満開に咲き誇る「名古屋城桜まつり2025」では、夜のライトアップや屋台グルメなど、秋とはまた違った魅力を楽しめます。
ぜひ春の訪問計画にもお役立てください。👇
名古屋城周辺の駐車場情報
名古屋城の駐車場
名古屋城周辺には2つの駐車場があります。
| 名 称 | 台数 | 開業時間 | 料 金 | 備 考 |
| ❶名古屋城正門前 ・普通車・自動二輪車・原付 |
308台 | 8:45~21:30 | ¥180/30分 | ・駅から徒歩5分 ・利用できる日: 1/2~12/28 |
| ❷名城公園二の丸東 ・普通車 |
123台 | 8:30~22:30 | ¥180/30分 | ・駅から徒歩7分 ・利用できる日: 1/2~12/28 |
名古屋城周辺の駐車場情報
| 名 称 | 台数 | 住所 | 料金 |
| ❸リパーク名古屋城西2丁目 | 13台 | 名古屋市西区城西2丁目5-4 | 全日 08:00-20:00 40分 200円 20:00-08:00 60分 100円 |
| ❹ミウラ幅下1丁目パーキング | 12台 | 名古屋市西区幅下1-3-21 | 24時間 ¥1,000 (初回のみ) 夜間 ¥300 (初回のみ) 全日 8:00-20:00 ¥100 20分 20:00-翌8:00 ¥100 60分 |
| ❺名鉄協商三の丸1丁目 | 8台 | 名古屋市中区三の丸1-12 | 月-金 00:00-24:00 30分 ¥200/土日祝 00:00-24:00 60分 ¥200 最大料金 月-金 24時間 ¥1200/土日祝 24時間 ¥500 |
| ❻リパーク名古屋城西第8 | 10台 | 名古屋市西区城西1丁目11-13 | 全日 08:00-20:00 30分 200円 20:00-08:00 60分 100円 |
「予約制駐車場サービス(特P/akippa)」を活用するのが安心
車での来場を検討している方には、事前に予約できる駐車場サービス「特P」や「akippa(あきっぱ)」の利用をおすすめします。
- 近隣の空き駐車場を事前予約できるシェア型駐車場サービス
- スマホやPCから簡単に検索・即予約可能
- まつり当日でも、空きがあれば確実に駐車スペースを確保できます
- 15分〜時間単位での利用もOK。短時間観覧にも対応
こういう方におすすめ!
- 「どうしても車で行きたいが、停める場所が不安」
- 「小さな子どもや高齢者がいるため、なるべく会場近くに停めたい」
- 「会場から少し離れてでも、確実な駐車場を押さえたい」
まずはチェックしてみましょう:
👉 特P|名古屋城エリアの駐車場を探す。 👉 akippa|予約駐車場一覧。名古屋城秋祭りを満喫するならここ!周辺おすすめホテル3選
名古屋城秋祭りを存分に楽しむには、アクセスと快適さを兼ね備えたホテル選びがカギになります。
ここでは、会場からのアクセスが良く、観光拠点にも最適なおすすめ宿泊施設を3つご紹介します。
| ホテル名 | 特徴 | 最寄駅・アクセス |
|---|---|---|
| ダイワロイネットホテル名古屋伏見(楽天トラベル) | 大浴場あり・提携駐車場完備。観光とビジネスどちらにも対応。 | 伏見駅 徒歩8分 |
| くれたけイン名古屋久屋大通 (楽天トラベル) | 朝食無料&コスパ良好。節約派にも◎ | 久屋大通駅 徒歩4分 |
| ホテルルートイン名古屋栄 (楽天トラベル) | 繁華街「栄」エリアにあり、観光・ショッピングにも便利。 | 栄駅 徒歩10分 |
秋祭り期間中は宿泊需要が非常に高まるため、早めの予約が鉄則です!
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名古屋城秋祭りを120%楽しむための攻略ポイント
せっかく秋の名古屋城を訪れるなら、ただ歩くだけではもったいないものです。
ここでは、混雑回避のコツ・服装・写真映え・グルメ・お土産情報まで、秋祭りをより快適に楽しむためのポイントをまとめました。
初めての方もリピーターの方も、ぜひチェックしておいてください。
① 朝イチの来場がおすすめです
名古屋城は朝9時に開園しますが、昼前から急激に混雑しはじめます。
特に人気イベントや限定グッズは行列になることもあるため、9時台に入場すると快適に回れます。
② 歩きやすい靴を選びましょう
城内はとても広く、石畳や砂利道が多くあります。
ヒールや革靴よりも、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
また、両手が空くバッグもあると便利です。
③ 写真映えスポットは午前中が狙い目です
秋の名古屋城といえば、紅葉と天守閣のコントラストが見どころ。
特に午前中は光の当たりが良く、SNS映えする美しい写真が撮れます。
④ 名古屋めしを堪能しましょう
秋祭り期間中は屋台も多く出店しており、味噌カツ、天むす、どて煮、手羽先など名古屋名物をその場で味わえます。
観光の合間に立ち寄って、地元ならではの味を楽しんでください。
⑤ お土産は“ここだけ”の限定品に注目です
武将隊グッズや名古屋城限定アイテムなど、お土産のラインナップも豊富です。
秋祭り限定デザインの商品もあり、天守閣下の売店や西の丸の特設ブースでのチェックがおすすめです。
まとめ|秋の名古屋城で、文化と歴史を五感で味わう
名古屋城秋祭りは、伝統芸能の迫力、貴重な文化財の特別公開、地域との連携イベントなど、多彩な催しが集結する秋の祭典です。
紅葉に彩られた城郭の中で、日本の“今”と“昔”が出会い、ここでしか味わえない体験が広がっています。
訪れるたびに新しい魅力が見つかるこの祭りは、観光としてだけでなく、文化に触れる時間としても価値あるものになるはずです。
ぜひ、ご家族やご友人とともに、秋の名古屋城でしか出会えない時間を過ごしてみてください。
その一歩が、きっと記憶に残る秋になります。
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